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こんにちは!
急に歯ぐきが腫れたってことがありませんか?
「このまま自然に引いていくのかな?」
「様子見して、治らなければ歯医者に行こう」
「自分で潰してみよう」などなど、いろいろ考えてしまい不安になりますよね。
今日はそんなときのために、
歯ぐきが腫れた時にご自身でできる対処法からそもそもの原因、放置した時の注意、
歯科医院で行う治療法までお教えしたいと思いますので、最後までお付き合いください。
虫歯が進行して歯の根に感染が広がると、歯ぐきに小さな膿の袋(フィステル)ができることがあります。
これは体が感染を外に排出しようとする防御反応のひとつです。
歯周病が進行すると、歯茎が大きく腫れ、膿が出ることがあります。
これにより強い痛みや不快な口臭が発生します。
また、特に妊娠中の女性に発症しやすいのですが、ホルモンバランスの変化により歯周病が悪化してしまい、
歯茎が腫れることがあります。
親知らずが正しく生えない場合、その周囲の歯茎が炎症を起こし、腫れることがあります。
これにより頬が腫れたり、口臭が発生することもあります。
歯の根が割れると、その周囲の歯茎が腫れることがあります。これは食いしばりや歯ぎしりが
原因で起こることが多くあります。
一部の薬(降圧剤、抗てんかん薬、免疫抑制薬など)を服用していると、歯茎の腫れを引き起こすことがあります。
口内炎が原因でそこから菌が入り込み感染してしまい、歯茎が炎症を起こし、腫れることがあります。
歯ぐきの腫れを冷やすことで、炎症を抑える効果があります。以下の方法を試してみるとよいでしょう。
冷湿布を頬の外側に当てると効果的です。
氷や保冷剤をタオルに包んで頬に当てるのも、腫れが引きやすくなります。
ただし、直接肌に当てないように注意しましょう。
お口の中を清潔に保つことが重要です。以下の方法を実践しましょう。
丁寧な歯磨き:柔らかい歯ブラシを使って、優しく歯を磨きましょう。
腫れている部分を傷つけないように注意してください。
うがい薬の使用:殺菌作用のあるうがい薬を使って、口内を消毒しましょう。
アルコール成分の強いうがい薬は避け、低刺激のものを選びましょう。
痛みが強い場合は、市販の痛み止めを一時的に使用することができます。
それなりの効果が期待できることでしょう。
ただし、根本的な治療にはならないため、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
十分な休息を取ることで、免疫力を高め、炎症を抑えることができます。
ストレスや疲労が原因で腫れが悪化することもあるため、リラックスする時間を持つことが大切です。
歯周病や虫歯が原因の場合、歯科医院での専門的な治療が必要です。
かかりつけの歯科医院がある方は、すぐに連絡をしましょう。
歯ぐきの腫れを放置すると、以下のような深刻な問題が発生する可能性があります
歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊され、最終的には歯が抜け落ちることがあります。
日本人が歯を失う原因の多くは歯周病が起因しています。
歯ぐきに膿が溜まり、痛みや腫れが悪化することがあります。膿だまりが破裂すると、感染が広がるリスクや
場合によっては入院加療になるケースもあります。
歯根にひびが入ると、ひびの部分から細菌が侵入し、歯ぐきの腫れや痛みを引き起こします。
また、咬んだ時や熱いもので痛みが出てくることもあります。
放置すると、歯を抜かなければならないこともあります。
歯周病菌が血流に乗って全身に広がると、心臓病や糖尿病などの全身疾患のリスクが高まることがあります。
歯ぐきの腫れが慢性化すると、細菌が増殖し、強い口臭が発生することがあります。
腫れが引いたとしても、根本的な原因が解決されていないことが多く、再発する可能性が高いです。
虫歯や歯周病などの原因は自然治癒はあり得ません。また何度も繰り返ししたり、放置しておくことで
腫れがひどくなり頬まで腫れてきたと感じたら、すぐに歯科医院を受診されたほうが良いでしょう。
歯科医院にある特殊な器具・機械を
使って、歯石や歯垢を除去し、歯の根面を滑らかにすることで、
歯ぐきの炎症を抑える
ことができます。歯科用軟膏を塗布する処置をする場合もあります。
感染が広がっている場合、抗生物質が処
方されることがあります。
服用することで、炎症を抑える
ことができますが、根本的な治癒にはなっていないので、
腫れが引きますが、受診はしましょう。
進行した歯周病の場合、歯ぐきを切開して深部の歯石や感染組織を除去する手術が行われることがあります。
虫歯部分を削り取り、詰め物や被せ物をして補強します。
虫歯の広がりによっては、神経
を取り除いたり(根管治療)、抜歯に至ってしまうケースもあります。
根管治療とは歯の根まで感染している場合に根管内の感染組織を除去し、消毒・充填を行う治療となります。
親知らず周囲の炎症を抑えるために、抗菌薬や消炎鎮痛薬が処方されますが、
こちらも治癒ではなくあくまで一時的に炎症と痛みを抑える処置です。
親知らずが正しく生えていない場合や、炎症を繰り返す場合は、抜歯が行われます。
膿が溜まっている場合は、切開して膿を排出する処置を行うことがあります。
歯根に嚢胞ができている場合、嚢胞を摘出する手術が行うことがあります。
いかがでしたでしょうか。このブログを読んでいただくことで歯が腫れた時の対処法について
参考になっていただければ幸いです。
「歯ぐきが腫れた」は今すぐ歯医者を受診してください。危険信号が灯っているサインです。
引いたから大丈夫ではありません!早め早めの対応を心掛けたほうがよろしいかと思います。
医療法人社団天白会キャナルコート歯科クリニックイオン東雲院および
キャナルコート歯科クリニックキャナル東雲院では、
随時急患を受け入れております。
このような歯ぐきが腫れてしまってお困りの場合はお気軽にご相談ください。土日祝も20時まで診療しており、駐車場も完備しています。あなたの歯の健康をサポートいたします!
医療法人社団天白会
キャナルコート歯科クリニック キャナル東雲
院長 深町 力
医療法人社団天白会
キャナルコート歯科クリニック イオン東雲
院長 大倉 康平
理事長 歯学博士
山田健太郎
日本口腔インプラント学会 専門医
キャナルコート歯科クリニック
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