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日々の生活に欠かせない食事を楽しむには、健康な歯を持っている必要があります。 しかし歯には寿命があり、加齢とともに自然と抜け落ちてしまいます。
歯の平均寿命は約60年と言われていますが、日ごろから気を付けて生活を送ることによって、寿命を延ばすことは可能です。
ここでは歯の寿命をできるだけ伸ばすためのポイントをいくつか紹介します。
しっかりポイントを押さえて、年を取っても健康的な歯を維持できるようにしましょう。
永久歯の寿命は60年ほど。10歳前後で永久歯に生え変わったとしたら、だいたい70歳前後で寿命を迎えることになります。
20代や30代の人は、まだまだ先だ、と思っている方もいると思いますが、油断は禁物です。
早い人では40歳を過ぎたあたりで歯が抜け始めます。45歳から50歳になるまでに、3本の歯を失う人もいると言われているのです。
それ以降は抜ける速度が加速していき、70歳になったころには半分の数しか残っていないことも少なくありません。
若いうちからしっかりデンタルケアをおこなう必要があると言えるでしょう。
本来は、歯に寿命はありません。 我々が日々の生活の中で歯を使っていくうちに、寿命を生み出す原因を作ってしまっているのです。
寿命を作る主な原因になるのは以下の3つ。
・虫歯や歯周病
・歯を噛み合わせる際に生じる衝撃
・間違った生活習慣やストレス
寿命のない長持ちする歯を維持するには、上記の3つに焦点を絞ったデンタルケアをおこなう必要があります。
【プラークコントロール】
プラークとは歯垢のこと。プラークを歯に付着させたまま放置していると、虫歯や歯周病の原因になり、歯の寿命を縮めてしまいます。
基本的には毎日の歯磨きが重要になりますが、磨きにくい奥歯の外側や前歯の裏側などはプラークがどうしても溜まりやすくなりますので、定期的に歯科検診を受けるなどして、プラークコントロールをするようにしてください。
【噛み合わせを治す】
噛み合わせが悪いと、一部の歯だけに過度な力が加わるなどして歯に強い衝撃を与えることになります。
その結果歯の寿命が縮んでしまうのです。噛み合わせが悪いという方は、歯科医院で歯の高さを調節するなどの噛み合わせ治療を受けるようにしましょう。
噛み合わせの治療は歯の寿命を延ばすだけではなく、顎関節症などの歯が原因で起こる病気の予防にもなります。
【生活習慣を改善する】
偏った食生活を改善することで、歯の寿命を延ばせます。糖分や酸性の強い食べ物ばかり食べていると、歯の表面を守っているエナメル質がとけてしまいます。
甘いものや酸性の強いもの(炭酸水や柑橘類、酢の物など)ばかりを食べるのは極力控え、バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。
また、タバコのヤニは歯周病の原因になるものですので、タバコを吸う方であれば禁煙することで歯の寿命を延ばすことができますよ。
キャナルコート歯科クリニック
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