Step1. カウンセリング（検査診断と治療計画）

【一般診査】
全身状態の問診、口腔内のチェック、レントゲン撮影、CT画像撮影など精密な診査診断を行い、画像などをお見せしながら治療方法の説明をします。

【前処理】
虫歯や歯周病がある場合は事前に治療を行って、口腔内をインプラント治療のできる状態にします。

Step 2. インプラント手術

局所麻酔をして、歯の根にあたる人工歯根（フィクスチャー）を顎の骨に埋入する手術を行います。埋入するインプラントの本数にもよりますが、手術時間は15～20分程度で終わり、術中の痛みや術後の腫れもほとんどありません。手術回数は、骨の状態や症例などに合わせて、1回法もしくは2回法のいずれかとなります。

Step 3. 結合期間（2～6か月）

埋入したインプラントと骨がしっかり結合するまでの期間を設けます。骨の質や症例などによっても異なりますが、結合するまでの期間は2～6か月ぐらいです。
※期間中に、必要に応じて仮歯を入れる場合があります。

Step 4. アタッチメントの連結

人工歯を装着するために、支柱となるフィクスチャーの上にアタッチメントを連結させます。

Step 5. 人工歯の取り付け

お口の中全体の歯型を採得して人工歯を製作します。その後、アタッチメントの上から人工歯を装着してインプラント治療は終了です。治療を終えるまでの期間は症例などにより個人差がありますが、早い方で3か月、骨造成を行った方などは1年以上かかる場合もあります。

Step 6. メインテナンス

インプラントは虫歯にはなりませんが、衛生状態が悪いとインプラント歯周炎などを引き起こす恐れがあります。長持ちさせるには毎日の歯磨きやメインテナンスが不可欠なので、治療を終えたあとは、3～6か月ごとに定期検診を受けていただいています。