診療時間 月~日・祝9:00~13:30 / 15:00~20:00
口腔外科とは歯科の中の一つの専門分野で、主にお口の中の外科処置を扱う診療のことを意味します。
例に挙げると、親知らずなどの歯茎に深くに埋まった歯の抜歯や口内炎などの粘膜の病気、お口のケガや顎の骨折、顎の骨にできた腫瘍や膿の袋の治療など、口腔から顎、顔面の異常に対応する診療メニューです。
口腔外科の対象となる症状には、食事や発音、会話などの機能的な障害を生むだけでなく、審美面も大きく損なう可能性があります。
これらを治療することにより、お口や顔回りの自然な形態と機能が回復され、健康的な美しさを取り戻すことができます。
現代人の多くは顎が小さく、歯の並ぶスペースが不足することで、親知らずが横や斜めを向いて骨の中に埋まっている(埋伏)ことが多くあります。
埋伏した歯の周辺は炎症を起こしやすく、体調が悪いときなどに歯ぐきの腫れや痛みを生じさせます。
きれいに生えた親知らずは必ずしも抜歯する必要はありませんが、将来的にトラブルを引き起こす可能性のある親知らずは早めに抜歯を行っておいたほうがいいでしょう。
埋伏した親知らずを抜歯する際には、歯肉を切ったり、歯を分割したり、骨を削る処置が必要になります。
また、持病をお持ちの方で通常の方法では抜歯が難しい方や、外科処置に対する不安や恐怖心の強い方もいらっしゃいます。
そうした方には、歯の状態や、患者様の全身状態によって、 歯科麻酔医による鎮静法などを用いて抜歯処置を行う場合もあります。
虫歯や歯周病などによって歯を抜いたところに、ご自身の使っていない歯(親知らずなど)を利用して、それを生着させる治療法です。
スポーツや交通事故、転倒などによって顔面の皮膚や口唇、歯肉、舌などの裂傷が生じた場合。
また、歯の破折、歯の脱臼、歯槽骨骨折、顎骨骨折などに対して治療や手術を行います。
顎関節症は「あごを動かすと関節が鳴る」「口が開けにくい」「開口時にあごや頭が痛む」といった顎の不調を示す病気です。
関節音が鳴る程度では問題になることは少ないですが、程度によっては頭痛や首・肩の痛み・憂鬱(ゆううつ)感など、顎以外の症状を伴う場合もあります。治療法は顎関節症を引き起こしている原因によって異なるため、各種検査によって原因を特定したのち最善の治療法をご提案いたします。
先に紹介した症状のほか、以下のような症状に対する治療も行っています。
智歯周囲炎、顎骨骨膜炎、顎骨骨髄炎、歯性上顎洞炎(蓄膿症)など口内の炎症に対する治療
顎骨内や口腔軟組織内の液体の入った袋の治療
口内炎や白板症、扁平苔癬などに対する治療
キャナルコート歯科クリニック
キャナルコート歯科クリニック